県立横須賀高校では先月26日、1年生約280人による「研究発表会」が行われた。JAMSTEC(夏島町)など12の三浦半島地域の行政機関や企業と連携して研究にあたったもの。生徒は「波力発電」「水上を走る車」など自らの興味がある分野について、半年間にわたり、研究機関に勤める専門家から知識を得ながら、実験やフィールドワークを通して理解を深め、今回の発表を行った。
同校は今年、県内の公立校として4校目となる「スーパーサイエンスハイスクール」に認定。先進的な理数教育を実施するために、独自のカリキュラムを組むことができるようになり、研究発表もその一環として1年生を対象に進められた。電力中央研究所(長坂)と連携して、次世代型の有機発光デバイスの研究を行った生徒は「普段は会うことのない研究者から様々なアドバイスを受けることが出来て貴重な経験となった」と充実した表情で話した。
指導教員の岩本幸彦教諭は「自分で課題を見つけ、解決する、この一連の流れが少しは身についたのではないか」と手応えを語った。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>