今年9月に横浜市を含む国内12会場で開かれる「ラグビーワールドカップ」。開催を一つの起爆剤として横須賀市内でもラグビーの普及に繋げようと、「横須賀ラグビー協会」が動き出す。
試合をリアルタイムで多くの人と観戦し、盛り上がろうとパブリックビューイングの実施を市に提案する予定だ。年明けから提言書としてまとめ、市へ提出。署名活動の展開も考えている。
協会理事長の岩田嘉純さん=写真=によると、会場は天候に左右されない屋内施設としてヴェルクよこすかや文化会館などを想定。ルールがわからない人も観戦を楽しめるよう解説者をつけ、横須賀に縁あるラグビー選手のゲスト出演も模索中。9月20日夜に始まる日本の初戦、ロシアとの試合の観戦を希望している。また子どもたちにも観てもらおうと、28日夕方にキックオフされる強豪国アイルランドとの一戦での観戦も提案する。横須賀高校ラグビー部OB会長も務める岩田さんは「4年前の大会で日本が世界3位の南アフリカに劇的勝利を収めた時には市民の関心が高まり、ラグビーを始める子どもたちが増加した。今回も熱を高めるチャンス」と意気込む。
これまでも協会では年間を通じて小学生、高校生、一般の年代ごとに毎年試合を開催。未就学児から中学生を対象としたスクール運営も行い、普及と環境づくりに努めてきた。「思いやりの心やフェアプレー精神など、生きていく上で大切なことを学べる。一人でも多くの仲間が生まれてほしい」と話した。
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