ロメインレタスやルッコラ、スイスチャードといった彩り豊かな西洋野菜の多品種栽培が盛んな横須賀。今回のコロナ禍の影響で、収穫された野菜の販路がストップし、栽培農家が危機に陥っている。
生産者・飲食店・消費者の”三方良し”に
三浦半島の恵まれた食環境を守り、この危機的状況を乗り越えようと、野比在住の料理研究家・長谷川りえさんがそうした野菜を活用した『よこすかパワーサラダ』を考案。現在は参加店舗を募っている。
このサラダは季節ごとに異なる地場野菜を盛り込んだもの。さらにドライフルーツやクラッシュドナッツも取り入れ、栄養バランスにも配慮した。飲食店のテイクアウトメニューの一品として提供されている。現在は浦賀の「Cool Cran Uraga」をはじめとする市内飲食店3店舗で展開。今後も取扱店を増やしていく予定という。
長谷川さんは「いま街で買えるテイクアウト料理は、残念ながら野菜やミネラルが不足しがち。サラダを買うことで生産者や飲食店を支援するだけでなく、自分自身の健康維持にも繋がる」と話す。1皿1〜2人前で税抜500円、各店オリジナルドレッシング付き。唐揚げやゆで卵といった追加トッピングも可能。
気候や地形、農業や漁業が盛んな点など、三浦半島とイタリアに共通点が多いことから、横須賀市を中心とする4市1町は観光施策の一環として『「三浦半島はイタリア半島」プロジェクト』を4年前から展開。イタリアのイメージを通して三浦半島の食の魅力を市内外へ広めようと、飲食店や生産者と連携してきた。長谷川さんはこのプロジェクトの中心人物の一人であり、今回の支援に乗り出した。
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