神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2023年5月26日 エリアトップへ

開国の街・浦賀を楽しむ 咸臨丸フェスと黒船来航周年祭

文化

公開:2023年5月26日

  • LINE
  • hatena
実行委員長の桑原さん(写真左)と有志メンバー
実行委員長の桑原さん(写真左)と有志メンバー

 日本で唯一残るレンガ造りのドライドックである浦賀ドック周辺で、5月27日(土)に「咸臨丸フェスティバル」と「黒船 浦賀来航170周年祭」が同時開催される(午前10時から午後3時30分)。ドックの変遷などを紹介するパネル展示やステージパフォーマンス、キッチンカーの出店といった多彩な催しが企画されている。入場自由。

江戸にタイムスリップ

 ペリー来航170年の節目を祝う170周年祭(浦賀コミュニティ広場)のコンセプトは、「浦賀で楽しむ江戸情緒」。入口の奉行所門をくぐると、会場内には1日限定の小さな街"浦賀江戸ひろば"が出現。ゴザを敷いて商品を販売するフリーマーケット「楽市楽座」、茶処や煮売酒屋を模した模擬店、めんこやそろばんに触れる寺子屋が軒を連ねる他、漆喰細工の鏝(こて)絵、民俗芸能の虎踊り、神輿と各町内の半纏などを紹介する展示小屋も並ぶ。「地域の歴史に誇りを持ってもらうにはまずは知ることから。そのきっかけになれば」と発起人の桑原豊さん。

 着物や和風のコスプレなどでの来場を呼びかけており、和服着用の先着60人にペリーレモネードをプレゼントする。

浦賀ドック緻密に再現

 咸臨丸フェスティバルの特別企画展として、1940年〜45年頃の浦賀ドック(浦賀船渠)の様子と建造された艦船の数々を再現したジオラマ作品の展示がある。

 模型愛好家グループ「おおなみ会」のメンバーで、建築士の坂本悟さんが350分の1のスケールでベースとなるドックを完成させた。

 坂本さんは、昨年あった浦賀ドックの公開で現地取材を行い、古い資料や写真などとも突き合わせて当時の重機の位置やポンプ室の再現を試みたという。

 当日は浦賀で建造された軍艦、青函連絡船などの模型が多数飾られる。メンバーも待機して、説明を行う。

 会場は浦賀コミュニティ広場内のレンガドック活用センター。

浦賀ドックの模型を手がけた坂本さん
浦賀ドックの模型を手がけた坂本さん

横須賀版のローカルニュース最新6

映画エキストラ募集

映画エキストラ募集

 小泉徳宏監督の作品

3月26日

実習通じて地域貢献

県立保健福祉大学

実習通じて地域貢献

3月23日

シャッター絵で地域彩る

横須賀総合高校美術部

シャッター絵で地域彩る

3月22日

「必要なのは負けん気」

元ホエールズ 齊藤明雄さん

「必要なのは負けん気」

県工で特別講演

3月22日

幕末の「浜芝居」を再現

浜の隠居の会ぷらす

幕末の「浜芝居」を再現

3月22日

広がれ”小学生ソフト”

広がれ”小学生ソフト”

普及めざし大会初開催

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook