神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2024年1月26日 エリアトップへ

「不登校の悩み、気軽に話して」 親子集う居場所カフェ

教育

公開:2024年1月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
こぢんまりした隠れ家風のカフェ
こぢんまりした隠れ家風のカフェ

 「独りで悩まず、居場所カフェでつながって」--。不登校・ひきこもりの子を持つ市内在住の小林怜奈さんが、「居場所カフェLUANA」を1月15日にオープンした。「当事者やその保護者が安心して気軽に悩み相談や情報交換をできる場にしたい」と小林さんは話している。

 カフェがあるのは、閑静な住宅地が広がる粟田2丁目。一軒家の離れを改装したこぢんまりとした店内で、ランチやスイーツなどを提供しながら、様々な理由で「学校に行かない選択」をした親子の居場所として地域に開いている。

 小林さんも中学1年と小学5年の子どもを持つ母親。ともに小学1年で不登校となり、ひきこもりの生活を送っている。接し方に悩んだり、周囲と比較したり。「学校や行政、家族にさえ話せないこともあった」と語る。「当事者だから理解や共感できることがある。私以外にも似た環境の人はきっといるはず」。家庭でも学校でもない、心を休める居場所を作りたいと構想を温めていた矢先、同地で営業していたカフェが閉店し、新たに借り手を探していることを知り一念発起した。

 「来店を諦める障壁にしたくない」と、メニューの価格を可能な限り下げ、誰でも気兼ねなく利用できるよう門戸を広げた。今後はお話し会やワークショップなども開いていくほか、一般客の来店も歓迎している。

 現在は小林さんが1人で切り盛りしているが、「ひきこもり当事者の就労支援の機会も創出したい」と展望を話す。その時の体調や心の状態に応じて、1日1分から2時間までの緩やかな勤務体系を設け、接客や調理補助を担ってもらうことで外出するきっかけや自信をつけてほしいという。

 住所は粟田2の34の15(松本邸内)、営業は毎週月曜・金曜の午前11時から午後4時(4〜9月は5時)まで。運営ボランティアや活動費の支援も随時募っている。

 問い合わせは小林さん【携帯電話】090・4822・4475/【メール】lena.kobayashi222@gmail.com

湘南巻き爪矯正院 

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/yokosuka/

<PR>

横須賀・三浦版のローカルニュース最新6

4510人が門出

4510人が門出

晴れ姿で笑顔あふれ

1月17日

環境変化にどう向き合う

三浦半島農漁業者

環境変化にどう向き合う

現場の声聞くトークイベント

1月17日

新市民とファン交流

横浜DeNA入団歓迎式

新市民とファン交流

1月17日

自然保護 絵で訴え

ペン画家 佐藤陽さん

自然保護 絵で訴え

25日まで根岸町で個展

1月17日

文化の違い「あるある」

文化の違い「あるある」

多国籍キャストで表現

1月17日

デジタル活用で施策推進

黒岩知事インタビュー

デジタル活用で施策推進

三浦半島、人口減対策は

1月17日

本まぐろ直売所

豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え。毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第30回 横須賀編【1】文・写真 藤野浩章

    1月17日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第29回 京都編【2】文・写真 藤野浩章

    1月10日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook