同行行員が講師を務めた
金銭に関する知識や判断力を意味する「金融リテラシー」を学ぶ特別授業が２月21日と29日の両日、常葉中学校の３年生を対象に行われた。大滝町にある三井住友信託銀行横須賀支店の行員が講師を務めた。教育現場に出向いて「ミライ」と「お金」をテーマに解説していく同行の地域貢献活動の一環。
貯蓄や運用で「増やす」、詐欺や契約のトラブルから「守る」の両面の視点でお金の本質を説いていく内容。約１４０人の生徒が将来の備えとして耳を傾けた。
近年はスマートフォンを狙ったフィッシング詐欺が横行していることなども注意喚起していった。「ネット通販で手軽に欲しいものが手に入る一方、ＩＤやパスワードなどのログイン情報を盗み取る犯罪が増えており、見抜くことが困難な状況になっている」と伝達。不安に感じたらいち早く消費者ホットラインに相談することをアドバイスした。
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