スキンシップで「イクメン」度アップ パパたちがベビーマッサージに初挑戦
子育て中の父親に向けた「イクメン講座」が先月29日、浦賀コミュニティセンターで催された。広がる「イクメン」の流れを受け、父親たちの交流の場、育児の視野を広げる機会として、さらに母親にも休息を、と企画されたもの。パパと赤ちゃんはベビーマッサージを体験し、その間、ママはヨガ体験でストレス解消する、というプログラム。
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ベビーマッサージには、2ヵ月〜11ヵ月の赤ちゃんとパパ10組が参加。助産師2人が指導にあたり、まずは手遊びを交えたスキンシップからスタートしたものの、むずがったり泣き出す赤ちゃんに慌てるパパの姿も。続いて、セサミオイルを用いてマッサージを体験した。パパも赤ちゃんも初めてのマッサージに緊張気味だったが、次第に気持ちよさそうな笑顔がこぼれた。一方、ママのヨガ体験には、11人が参加。子育てから少し離れて、ゆったりと心と身体をほぐしていた。
イクメン講座の参加理由について、「奥さんが申し込んでいて、連れられて来た」という人がほとんどだったが、同時に「平日は家に居る時間が少ないので、ふれあう機会を」と我が子とのスキンシップを楽しみにしていた様子。ベビーマッサージはまさに肌と肌のふれあい。「むずがったり、機嫌が悪いときでも、優しくマッサージすることで赤ちゃんの気持ちが落ち着く」との説明にも、熱心に聞き入っていた。
講座終了後の感想は、「子どもの笑顔に癒された」「家でも、時間があるときはやってみたい」「子どもとこういう体験ができて嬉しい」など、赤ちゃんの扱いに苦戦しながらも楽しんでいた。また、同月齢の子どもと接する機会が少ない父親たちにとって、貴重な出会いにもなったようだ。
この企画を主催した浦賀コミュニティセンターでは、「マタニティや平日の親子講座に加え、今後もパパが子どもと参加できるような企画を検討していきたい」と話していた。
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