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横須賀版 公開:2011年6月3日 エリアトップへ

「スキップ」で横須賀眺めて 女性ライター3人が新創刊

文化

公開:2011年6月3日

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定価500円(B5変型判)。編集・制作を手掛けた3人のユニットを「三浦スキップ社」と名付けた
定価500円(B5変型判)。編集・制作を手掛けた3人のユニットを「三浦スキップ社」と名付けた

 横須賀・逗子市在住の女性ライター3人が先月28日、横須賀の昔ながらの商店や文化、人物にスポットを当てた雑誌『横須賀スキップ』(WINDCHIME BOOKS刊)を創刊した。第1号では「横須賀のパンは日本一、宣言!」と題し、市内にあるパン屋を取材。パンの味や価格だけでなく、店主の人柄や店のこだわりなども紹介した地元色たっぷりの内容となっている。

 昭和3年創業の横須賀ベーカリー(若松町)、ポテトチップスパン発祥の中井パン店(三春町)、よこすか海軍カレーパンで日本一を手にしたカフェ・ド・クルー(根岸町)…。誌面には、知る人ぞ知る穴場店を発見した時の描写から、各店の歴史や自慢、人気商品誕生の秘話に至るまで、書き手の主観を交えながら紹介している。パンを陳列したショーケース越しに客を出迎える店主の笑顔の写真も目を引く。取材する側とされる側双方の「顔」が見えるのも、一般的なガイドブックには無い特徴だ。

 取材・編集を手掛けたのは、生まれも育ちも横須賀の徳岡郁子さん、横須賀に越して1年の広山篤美さん、逗子市在住の及川佳寿美さんのライター3人。葉山にアトリエを構える美術作家、永井宏さん主催のワークショップなどを通じて知り合い、創刊の指南も受けた。特集は「パン好き」というストレートな発想から企画。昨年暮れから、知り合いのカメラマンの協力を得ながら取材を進めてきた。

 だが、それまでサポートしてくれていた永井さんが今春急逝。悲しみと喪失感にさいなまれながらも、3人は「ここで止まるわけにはいかない」と前進。『横須賀スキップ』創刊にこぎつけた。及川さんは「地元の人に『こんな所あるんだ』と知ってもらえれば」と期待する。次号は秋の発行を予定しているという。

 市内一部書店などで販売中。購入方法などの詳細は、【URL】http://miuraskip.net【メール】miuraskip@gmail.com
 

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