市内の小学1・2年生とその保護者を対象にした「親子で楽しむそろばん体験教室」が今月22日、横須賀商工会議所で初開催された。横須賀珠算振興会と同会議所の主催。定員50組の募集に対し、大幅に上回る約170組の応募があったことから、ニーズに応えるため主催者側は今回抽選を行わず、応募者全員の参加を受け付ける形となった。
この日、参加した親子は同珠算振興会メンバーの手ほどきを受けながら指の使い方、数の読み方、足し算や引き算などを体験。「願いましては」の掛け声に続いて、一斉にそろばんをはじく場面もあった。
講師を務めた(社)全国珠算教育連盟理事の植田朝昭さんは、今回応募が殺到した背景を「(幼少時から)暗算力や集中力をつけるにはそろばん学習が有効だということを、親御さんたちが理解しているのでは」と話す。近年の脳トレブームも手伝って、そろばん教室に通う子どもは若干増加傾向にあり、小学校入学前から始める子どもも増えているという。また、同会議所を通じて体験教室の案内が市内の小学校に配布されたことも、広く関心を集めた理由のようだ。「(この機会に)子どもに体験させてみたかった」と参加したのは、川原磨美さんと愛美さんの親子。2人で楽しそうに”ぱちぱち”とはじいていた。
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