軍港史料館 建設目指しシンポ初開催
市内に軍港史料館の建設を目指して今月13日、ウェルシティ市民プラザでシンポジウムが行われた。軍港史料館建設市民準備会(山本詔一代表)の主催で、初開催。市民ら69人が参加し、講演やパネルディスカッションなどに耳を傾けた。
冒頭、山本代表は「横須賀は外から見ても内から見ても、軍港と切り離しては語れない。日本の近代化をリードした横須賀に、目に見える形での施設が必要」などとあいさつ。その後、平間洋一元防衛大学校教授が、広島県呉市の海事歴史科学館(通称大和ミュージアム)が建設された経緯や、呉市と横須賀市の対比などを講演した。
パネルディスカッションでは、準備会のメンバーや市役所職員も登壇。行政の立場からは建物(ハード)の前に、点在する近代遺産(ソフト)を線で結ぶツアーミュージアムなどの方法も検討していきたいとした。
山本代表は、今後10年をかけて史料館を建設したいと述べ、長期的なスパンで進めていく考えを示した。
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