三浦藤沢信金 「応援の気持ち持ち続ける」 大熊町に海軍カレー2千食
三浦藤沢信用金庫の平松廣司理事長は今月12日、原発事故の影響で「帰還困難区域」に指定されている福島県双葉郡大熊町の渡辺利綱町長を訪れ、避難者の生活立て直しの激励を込めて、よこすか海軍カレー2000食を贈った。
大熊町は横須賀市と友好都市関係の会津若松市に町役場機能を移転、廃校を使って出張所を開いている。渡辺町長によれば、全町民11500人のうち、約2400人が会津若松市内で避難生活を続けているという。会談の席で平松理事長が「住み慣れた場所を離れることほどつらいものはない。気持ちだけでも応援したいとやってきました」と励ましの言葉を掛けると、渡辺町長は「先は見えないが、多くの人からの物心両面のサポートで少しずつ落ち着きを取りもどしています」と返した。
同信金では恒例で行っている年金受給者のバス旅行を、NHK大河ドラマ「八重の桜」で盛り上がる会津若松市周辺域に選定。今月中に1500人を送り込む。
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