閑静な住宅地の奥にひっそりと佇む「カスヤの森現代美術館(平作7の12の13)」。現代アートを多くの人に気軽に親しんでもらいたいと1994年に開設され、今年20周年を迎えた私設美術館だ。同館の裏庭には手入れの行き届いた約2千坪の竹林があり、四季折々の草花が咲き乱れている。しかし、この庭園の魅力はこれだけでない。
釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)や250体もの阿羅漢像(あらかんぞう)群が見渡す限りに広がる圧巻の景観も自慢。木の橋を三途の川にかかる橋に見立て、現世と仏の世界を表現する。庭の造形美も1つの芸術作品なのだ。鳥のさえずりと竹の葉が風にそよぐ音しか聞こえないまさに都会のオアシス。日常の気忙しさをしばし忘れてゆっくり散策する人も多いそう。
8月初旬頃まで、竹林に生える青竹を使った七夕飾りを設置。夏の風情を涼しげに演出している。
開館時間は午前10時〜午後6時(入館は5時半まで)。一般600円、学生500円、小学生300円。月曜・火曜休館。(問)同館【電話】046・852・3030
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