よこすかみこしパレード 騎馬武者 いざ出陣
腰の太刀、背にささる旗指物（はたさしもの）が勇ましい
明後日19日（日）に行われ、市内から神輿や山車が終結する「よこすかみこしパレード」に、勇壮な騎馬武者が見参――。
福島県北部に伝わる伝統行事「相馬野馬追（そうまのまおい）」の騎馬武者が、パレードに続いて横須賀中央大通りを堂々と練り歩く。米海軍基地に勤務する山本夏江さん＝人物風土記で紹介＝が標葉郷（しねはごう）地区の騎馬会と横須賀市の仲介役を果たし実現したもの。「相馬野馬追」は国の重要無形民俗文化財に指定されており、平将門が配下の武将らを集め行った軍事訓練が起源だと言われている。毎年７月に行われ、放した馬を敵兵に見立てて捕えるのが習わし。東日本大震災の影響で一時は大幅に縮小したが、例年５００騎以上の馬が集い、戦国時代の趣を再現する。今回は騎馬５騎が行進する。
パレードは午前10時半から午後３時（騎馬武者は午後12時40分ごろから）。問合せは市商業観光課【電話】０４６・８２２・９６７２
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