横須賀サッカー協会の社会人チームとして今季から活動をスタートした「横須賀マリンFC」のリーグ最終戦が今月11日、横須賀リーフスタジアムで行われ、対戦相手の「CATミストラル」を8―0の大差で退けた。マリンFCが参加するのは、神奈川県社会人サッカーリーグ3部。6月の開幕戦を皮切りに全10試合を勝利で飾り、同2部昇格をめざして来年1月の入れ替え戦に挑む。
この日の試合には、ファンやサポーターに加え、地元少年サッカーチームなど総勢200人が応援に駆けつけ、熱い声援を送った。選手もこれに応えるように序盤から主導権を握り、ゴールを量産。相手チームを寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけた。試合終了後は、監督・選手・スタッフがピッチに整列して今シーズンの結果を報告。チーム代表の井上透さんが「(マリンFCは)関東リーグ参入をめざすとともに、市民に愛され、子どもたちから目標とされるチームになることを思い描いています。これからも声援をお願いします」とスタンドに向けて声を張り上げた。
「環境に感謝」
ピッチ脇でファンからサイン攻めにあっていたゴールキーパーの石川扶(たすく)選手はシーズンを通してチームの柱として活躍。「選考会を経て編成したチームだったが、仕事のやりくりがつかずに練習日にメンバーが揃わないなどの苦労もあった」と振り返る。そうした中で試合を重ねながら結束力を高め、勝利を掴んだ。「地元スポンサーとリーフスタジアムを練習場所として使用できる環境に感謝しながら次をめざしたい」と石川選手は思いを語った。
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