横須賀青年八日会は、地元に軸足を置きながら企業活動や地域貢献事業を展開する青年経済人のグループだ。1月に新会長に就いた近藤仁氏に会の運営方針と展望を聞いた。
─まず、八日会とはどんな組織か。そこから教えてください。
「20代から40代の若手経営者の集まりです。43業種52人の会員が在籍しており、経営者としての資質向上や本業を成長させるための学びを深めています。例会(毎月8日に開催)では、各方面の講師を招いて見識を高めたり、テーマを設けて視察研修を行ったり。異業種の集まりですからビジネスの情報交換の場としても機能しています。これに加えて、八日会会長として商工会議所議員の議席をいただいております。任意団体ではありますが、公的な役割や地域経済のけん引役となることを期待されています。その一方で、会として市政を突き上げる位の”尖った存在”でありたいとの思いもあり、実際に行動しています」
─なるほど。八日会には個性の強いメンバーが集まっている印象があります。
「ある先輩が『中小企業のビジネス展開はパートナー選びが肝要である』と発言していました。信頼でつながった会員同士で新しいプロジェクトを立ち上げて事業を展開する。最近では、異業種の仲間がノウハウを持ち寄ってベーグルショップを開店したケースなどがあります」
─ビジネス創造の場にもなっているのですね。
「私案ではありますが、『株式会社横須賀青年八日会』を設立したいという思いがあります。会員同士の事業コラボを加速させる狙いがあります。地元貢献に主眼を置きながら営利を追求していく─団体としての新しい未来像を描いています。今年1年、実現に向けて議論を重ねていきます」
─素晴らしい。異業種交流のその先ですね。最後に、八日会の目玉事業である「大縄跳び大会」が今年も盛大に開かれます。
「横須賀の未来を担う世代に会としてできること。これを具現した事業です。子どもたちの笑顔から、我々も多くを学ばせてもらっています」
4連覇に挑む野比東
小学生大縄跳び大会
横須賀青年八日会が主催する「第14回大縄跳び(チームジャンプ)大会」が1月28日(土)、不入斗の横須賀アリーナで開かれる。小学校単位でチームを編成し、大縄跳びの連続回数を競う。
常勝校の野比東小は、4連覇と記録更新(大会記録1000回)に挑む。11月下旬から中休みを練習時間に充て、準備を重ねてきた。4・5・6年生の異学年でチームを編成する野比東の伝統は今回も健在。技術と経験が途切れることなく継承されており、安定感はさすが。取材で訪れた日も700回を難なくクリアしていた。「1000回を跳び続けると約18分間。集中力と体力の維持が鍵」と島田忠昭教諭。
追いかける各校も年々レベルを上げており、400回が予選通過ライン。今年も熱戦が繰り広げられそうだ。
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