吉田市長に企画提案。市の協力を取り付けた（＝写真右が松田さん）
横須賀市を舞台にして、大学生が社会課題の解消や地域おこしを実践の中で学ぶ試みが注目されている。テーマは異なるも地域を巻き込んだ展開に周囲の期待は大きい。２大学の取り組みを取材した。 横須賀発祥の「スカジャン」の人気と知名度をさらに高めようと、産業能率大学の３年生が市内でファッションショーの開催を計画している。地域活性化の方策を学ぶ授業の一環として取り組む。20・30代をターゲットにファッションを通じたイメージアップを狙う。
「スカジャンコレクション」と題した企画では、横須賀市民からモデルを募り、着こなしをアピールしてもらう。フォーマルタイプ、七五三仕様など新発想のスカジャンも服飾系の専門学校と連携して提案するという。実施時期は秋を予定、会場選定や運営費の調達などを進めている。同大３年の松田夏林さんは「市民がスカジャンの魅力を再認識する機会としたい。ご当地ファッションを全国に向けて発信していく」と意気込みを話した。
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