先月25日に投開票が行われた横須賀市長選で初当選を果たした上地克明氏が今月10日、就任した。当日は支援者や市職員ら約200人が市役所1階の正面玄関に集まり、登庁式を見守った。
午前8時30分に市役所に初登庁。駆けつけた人から花束を受け取った後、第37代目となる市長就任への決意を述べた。
上地市長は「激しい戦いだったため、まだ声がかれている」と選挙戦を振り返った後「このまちに住む人たちを誰も一人にさせない。不毛な争い、戦いは必要ない。全員野球で明日に向かって、夢に向かって歩いていきたい」と力強く意気込みを語った。
午前9時から行われた就任式には、市の幹部職員約150人が出席。上地市長は、孔子にまつわる言葉「忠恕(ちゅうじょ)」を引き合いに出して訓示した。「自らの良心に忠実で、他人に思いやり持つ、という意味。役人としてではなく市民の一人としての自覚を持ってもらいたい」と話した後「玉座に座るつもりはない。先頭に立ってまちを変えてきたい」と続けて抱負を述べた。
前市長の退任とともに辞職した2人の副市長の後任人事については、できるだけ早い時期に決め、内部登用で考えるという意向を持っているという。
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