次世代を担う新鋭アーティストを発掘して世界に羽ばたかせる横須賀発の音楽オーディション「YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION 2018」(YIMA)が今月4日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれた。横須賀市、横須賀芸術文化財団、ユニバーサルミュージック合同会社の3者による地域活性プロジェクト。1次選考(応募総数127件)を通過したファイナリス8組が出演し、メジャーレコード会社からの世界配信をかけて公開ライブ形式でパフォーマンスを競った。会場には新しい才能を目撃しようと、約260人の観客が集まった。
優勝の座を射止めたのはSTAR FISH。「今だから響く音楽」をテーマに、シンセサイザーなどの電子音を駆使して作曲するSTAR FISHこと星野秀翔さん(群馬県在住/16)とボーカルの岩本真弥さん(茨城県在住/17)によるユニットは、結成わずか1カ月で今回が初ステージ。星野さんが「10年越しの片思い」を主観で描いた詩を、岩本さんが透き通るような美声で表現、観衆を魅了した。「PC、ピアノ、ボーカルの組み合わせが斬新。海外に打って出ることができるジャンル」と審査員を務めた音楽関係者をうならせた。高い評価を受けた星野さんは「寝る前に想像していた景色を実現することができた。本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
優勝を逃したアーティストらも好演、ステージはフレッシュなエネルギーが溢れた。
「エンタメ都市構想」を掲げる上地克明市長も初開催となった今回の企画に満足の表情。「音楽やダンスのあふれるまちづくり」の一歩を踏み出した。今後は優勝したアーティストの活動を側面から支援。横須賀を舞台にしたプロモーションビデオの製作協力やお披露目ライブなどを構想しているという。
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