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手首の骨折 高齢女性は特に注意 取材協力/ゆたか整形外科
「特に閉経後の年齢の女性は、骨粗鬆症で骨が脆くなっており、ちょっとした衝撃で手首を骨折してしまう人は多いです」とゆたか整形外科の川名院長は話す。
橈骨遠位端骨折は、転んで手のひらをついたりした際に、前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首の部位(遠位端)で折れる骨折。手首に強い痛みがあり、短時間で腫れてくる。ときに転位(ずれ)を伴い、折れた骨や腫れで神経が圧迫され、指がしびれることも。また、前腕のもう一本、尺骨の先端やその手前の部分が同時に折れる場合もあるという。
治療は、ギブス(シーネ)固定が原則となり、転位がある場合は、ずれを治す整復治療が必要で、整復不能例、および粉砕や関節内骨折等の場合は手術が必要になることも。
川名院長は「高齢女性は手術に至ることが多く、骨粗鬆症の予防・治療も心掛けてほしいです。専門医にご相談ください」と話している。
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