三浦学苑女子バレーボール部が初の全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。今月22日に、相模原ギオンアリーナで行われた県予選会決勝リーグで横浜隼人と東海大相模に勝利。星槎国際湘南(大磯町)にフルセットの末敗れ、惜しくも準優勝となった。
悔しさが起爆剤に
今年4月に、関塚康乃監督が育休のため不在に。以降「練習試合でも負けることが多く、選手のモチベーションが下がっていた」と顧問の井上雄雅教諭。5月の関東大会予選では、準々決勝で敗退。本選には出場したものの、1回戦で敗れた。「ここでの悔しさが起爆剤になったと思う」と井上教諭。今大会の準決勝で優勝常連の市立橘(川崎)と対戦。2週間前からVTRを見たり、ミーティングを重ねたりと「勝利に向けしっかりと準備できていた」と振り返る。試合ではフルセットに及ぶ接戦の末勝利を飾った。「ミスをした後の気持ちの切り替えも早く、笑顔で楽しんでプレーできた」とエースでキャプテンの岡部たまみ選手。勢いそのままに全国出場を決めた。
課題はねばり強さ
優勝の星槎国際湘南には、関東大会予選でも敗戦。岡部キャプテンは「守備面でしつこさが足りなかった。次に向け、課題も見つかった」と気を引き締めた。
インターハイは7月24日(水)から宮崎県で開かれる。
全国出場、続々決まる
同校ではこのほか、卓球男子ダブルスで松井翔さん(3年)と安田湧さん(3年)のペアが予選3位、女子柔道で78kg級の佐藤陽さん(3年)が優勝。陸上走幅跳で松山隼陽さん(3年)が南関東3位でそれぞれ全国出場を決めた。
市内ではこのほか女子柔道48kg級で横須賀学院の佐藤暖心さん(2年)、63kg級で鈴野杏優さん(3年)が県予選を制覇。ヨット競技のレーザーラジアル級で須永笑顔さん(2年)が関東大会で優勝。緑ヶ丘女子の新体操部が県予選女子団体総合で優勝、横須賀総合からはエアライフル射撃で鈴木航太さん(2年)がそれぞれインターハイに挑む。
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