米が浜通にある中島内科クリニックで今月1日、認知症の当事者やその家族が悩みを相談共有する「認知症カフェ」が開かれた。当日は約40人が参加。医療従事者らによる認知症やその予防法についての講演に熱心に耳を傾けた。
同院の中島茂院長は、診療所間や医療と介護の連携の重要性を解説。社会の高齢化に合わせ、分野を横断した体制が必要であることを説いた。
久里浜のあゆみ鍼灸接骨院の冨塚善紀院長は、自宅でできる脳の体操「コグニサイズ」を紹介。左手と右手で違う動きをする体操などを実際に行った。
同院の事務長で、認知症予防専門士の資格を持つ芝田謙治氏は、落語を音読することで脳に刺激を与える予防法を提唱。噺の一つ「目黒のさんま」の終盤のフレーズを参加者が音読=写真。抑揚をつけ落語さながらに台詞を発する人の姿が多くみられた。
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