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横須賀版 公開:2019年12月20日 エリアトップへ

横須賀美術館  静かで豊かな造形美 彫刻家 土屋仁応さん特集

文化

公開:2019年12月20日

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土屋仁応《麒麟》2017年、樟・水晶・彩色、58 x 41 x 17cm、個人蔵
土屋仁応《麒麟》2017年、樟・水晶・彩色、58 x 41 x 17cm、個人蔵

 横須賀美術館(鴨居4の1)で12月21日(土)から、令和元年度第4期所蔵品展が催される。会期は来年4月5日(日)まで。

 同館では年4回、日本の近現代の美術作品、横須賀にゆかりのある作家作品などを地階展示室で紹介している。今回は、「特集:土屋仁応 Sacred Eyes」として、市内出身の土屋仁応さんの木彫り作品を展示する。同館では、2011年に行われた企画展、翌年の特集展示以来の登場となる。

特徴的な眼差し

 今にも動き出しそうな躍動感と気高さ、凛とした佇まい―。展示のタイトルに「Sacred Eyes」と表現されているように、作品で象徴的なのはその瞳。見ている側も、ひとつひとつの”眼差し”にぐっと引き寄せられる。

 主なモチーフにしているのは、麒麟・獅子・竜など「神獣」と言われる想像上の動物。これらを中心に新作を加えた約8点から、その静かで豊かな造形美を感じることができる。

 1977生まれの土屋さんは追浜高校卒業後、東京藝術大学に進学。大学院で保存修復彫刻を研究、仏像の世界に出会った。そこで、彫刻に眼を入れる技法や素材などを学んだという。木から生まれたとは思えない「肌理」と彩色で、2000年代以降のアートシーンで独自の存在感を示している。

 同展では朝井閑右衛門の水墨表現や、新規収蔵となった島田章三の版画作品を展示。同館では企画展「見る、知る、学ぶ、作る版画ワンダーワールド」も今月22日(日)まで開催中。詳細は【電話】046・845・1211

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