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横須賀版 公開:2020年1月1日 エリアトップへ

「エシカル」にも注目 リーズナブルのリーズン

社会

公開:2020年1月1日

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小泉議員(左)と「エシカル協会」代表の末吉さん
小泉議員(左)と「エシカル協会」代表の末吉さん

 「一握りの権力者の利益のために美しい自然が壊され、弱い立場の人が犠牲になっている。地球温暖化などは、先進国のエゴが招いているのではないか─」。

 昨年秋、「日本青年会議所(JC)」神奈川ブロックが主催する「SDGSsフォーラム」が横須賀市内で開かれ、小泉進次郎衆議院議員(環境大臣就任前)とフリーアナウンサーでエシカル協会代表理事の末吉里花さんが対談を行った。

 前出は末吉さんの発言。環境も経済格差の問題も領域は幅広い。「個人のちっぽけな動きに意味があるのか」との思いがよぎったが、勇気を持って小さな一歩を踏み出したという。末吉さんはSDGsにも繋がる「エシカル」を学び、実践者として啓発にも力を入れている。「エシカル」は、直訳すると「倫理的な」という意味。人や社会、地球環境に配慮した考えや行動を取っていこうとするもの。SDGsの目標12番「つくる責任 つかう責任」に該当し、「誰が、どこで、どのように作っているかを考えて欲しい。リーズナブルなものにはリーズンがある」と末吉さん。フェアトレードなどを代表とする「エシカル消費」が広がっていくことを期待しているとした。

 一方の小泉議員はSDGsを「近江商人の心得である“三方よし”(売り手よし、買い手よし、世間よし)を世界共通の形に置き換えたもの」と独自の解釈。これに賛同の意を表した末吉さんは「作り手よし、未来よしを加えた“五方よし”と言っている。日本人が古くから大切にしてきた『お互い様』『勿体ない』『足るを知る』の精神にも通じる」と話した。

 SDGsの象徴的な取り組みとして世界的に広がる、石油由来のプラスチックストロー削減について小泉議員は「大きなインパクトはないかもしれないが、誰もが使うものの象徴」とし、意識変革の大切さを説いた。

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