横須賀市こども健康課課長の森田佳重さん＝写真＝がこのほど、「健やか親子21全国大会」で母子保健推進会議会長表彰を受賞した。市内初。
この表彰は長年にわたる母子保健活動の功績を称え、個人と団体に送られているもの。森田さんが選ばれた同表彰には全国から56人、４団体が選出された。
森田さんはこれまでに、母親や乳幼児らの交流の場として２００８年度から始まった「妊産婦おしゃべりサロン」を立ち上げ、以前は保健師によるヒアリングと手書き書類を主に扱われていた母子情報を全国に先駆けてデータベース化することを提案し実現。さらに10年度からは住民基本台帳と連動させてより多くの妊産婦に支援が行き届く仕組みを構築するなど、数々の取り組みが評価された。
森田さんは「関係者の協力と地道な活動の積み重ねがあってこその受賞。認められた嬉しさを糧に、今後も邁進していきたい」と話した。
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