京浜急行電鉄は先月25日、三浦市にある「ホテル京急油壺観潮荘」の隣地で温泉が湧出したことを発表した。2018年11月から京急油壺マリンパークの駐車場内で掘削作業を行ってきた。
泉質は「ナトリウム─塩化物温泉」。地殻変動などによって地中に閉じ込められた海水に、周囲の地層や海藻・草木などが溶け込み「化石海水」となったものが源泉となっている。保湿性が高く、肌にうるおいを与えるといわれる「フミン酸」と呼ばれる成分を多く含むという。
同ホテルでは、4月17日(金)から大浴場の露天風呂=写真=で利用を開始するほか、観音崎京急ホテル「SPASSO」にも温泉を運び、利用者に楽しんでもらう。
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