船体すべて透明。愛犬も同乗でき、家族で楽しめる（写真＝三崎観光提供）
「ホテル京急油壺観潮荘」などを運営する三崎観光株式会社が、関東初となる２人乗りスケルトン・カヤック体験プランの提供を今月１日から三浦市小網代の胴網海岸でスタートさせた（運営／株式会社ヒーロー）。
市内の西側に位置する同海岸は、木々に囲まれた静かなプライベートビーチのような雰囲気。地形から風の影響を受けづらく、波が穏やかで水の透明度が高いことでも知られており、その特徴をいかして、船体すべてが透明なスケルトン・カヤックに乗りながら海中の魚や岩礁をのぞく新たなアクティビティを企画した。
準備体操や陸上でのパドリング教習後、カヤックに乗り込んで、いざ海上散策へ。海中の絶景のみならず、天気に恵まれると眼前には富士山の雄大な姿が広がるという。
三崎観光の濱田真行社長によると、コロナ禍でアウトドア志向の人が増加。「海上では密にならないため、カヤックはこの時期のマリンレジャーに最適なのでは」と期待を寄せる。今月２日には、観潮荘の利用者らが体験し、評判は上々。同館の温泉入浴や食事割引券と組み合わせ、大きく落ち込んだ観光客の呼び込みにつなげたいとしている。
７月〜９月は午前９時30分〜午後６時、１人１５００円／30分（税込・保険料含む）。８月を除き火曜定休。10月〜６月のオフシーズンは、提携事業者が小網代湾周遊ツアーを予定している。
詳細は観潮荘【電話】０４６・８８１・５２１１
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