女子プロレスラーで僧侶の雫有希さんが今月20日、横須賀市役所を訪れ、新型コロナで生活に困窮している人に対する食料支援の寄付を行った。白米2kgを50袋・玄米2kgを30袋、カレールー120箱、サラダ油などを小川町の「ほっとかん」に運び込んだ。
雫さん自身、実家が寺院で乳児院との関わりがあり、リングに上がる傍ら「プロレスを通じて子どもたちを支援したい」と、2013年から「きらきら太陽プロジェクト」と題した活動を開始。かつて、大学のレスリング部時代に防衛大学校との練習で横須賀に訪れたこともあり、市内でも15年にチャリティ大会を実施している。「縁のある街に支援したい」と昨年末には横須賀市に米を寄付、今回は市に必要な食料を聞き取り、2月の大会収益からカレーの材料を贈った。「コロナ禍で苦しむ家庭に少しでも力になれば」と雫さん。市担当者は「気にかけてくれて嬉しい」と語った。
市の食料支援は継続して行っており、配布だけでなく寄付も受け付けている。問い合わせは地域福祉課【電話】046・822・8176
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