神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2021年6月18日 エリアトップへ

35th ヨコスカジャズドリームス 連載企画【1】 スウィングのある街から 〜総合プロデュース 門松オフィス・門松孝さん

文化

公開:2021年6月18日

  • LINE
  • hatena
▲2019年のジャズドリームス、フィナーレの様子 ©おがわしげる
▲2019年のジャズドリームス、フィナーレの様子 ©おがわしげる

 毎夏、国内外の著名ミュージシャンを招いて催されている「ヨコスカ ジャズ ドリームス」。35回目の節目となる今年。「横須賀にはジャズがある」―そんな想いを引き継ぐ人や活動に焦点を当てていく。

*  *  *

 1987年に市制80周年プレイベントとして三笠公園で開かれたジャズライブ「ByeBye EMクラブコンサート」。翌年から夏のジャズ祭「ヨコスカ ジャズ ドリームス」として定着した。会場を横須賀芸術劇場に変えた翌95年から、総合プロデュースを務めているのが門松孝さんだ。

華やかさと夢のステージ

 30回を超えても変わらない見どころは、アンコールフィナーレ。出演者が一堂に集う、一夜限りの競演だ。門松さんは「正統派のジャズライブを守りながら、華やかなキャスティングと構成で会場に夢のような空間を与えられるプロデュースがしたいと思い続けてきた」と語る。ステージと客席の一体感―。「出演者・スタッフ、観客が皆、忘れられない思いを共有できれば。1年に1度のお祭り。会場全体が笑顔になれるよう、フィナーレは特に思いを込めている」と話す。

 昨年は新型コロナの影響で中止となった。生の音楽への渇望感はアーティストも観客も一緒だ。「まだまだ制限も多く、会場に行けない人もいると思う。ステージがあることの”ありがたみ”を強く感じている」と感謝の言葉を続けた。

歴史と伝統の重み

 「戦後日本ジャズ発祥の地」と言われる横須賀。「この街の”ジャズを愛する”という姿勢は今も昔も変わっていない。時代は変化しても、この文化を大切に残すんだ、という気概を感じている」と語る。そして「EMクラブの跡地に芸術劇場が建てられたという経緯もあり、歴史や伝統の重さを感じている」。ジャズドリームスもその歴史の一部分。今年の公演は7月24日(土)。門松さん自身も、節目のステージの盛り上げに力を尽くしていく。
 

門松さんは、EMクラブでも演奏していた「原信夫とシャープス&フラッツ」のマネージャー。その縁でジャズドリームスのプロデュースに関わるようになったという▶︎
門松さんは、EMクラブでも演奏していた「原信夫とシャープス&フラッツ」のマネージャー。その縁でジャズドリームスのプロデュースに関わるようになったという▶︎

横須賀版のローカルニュース最新6

市長アバターが英語で発信

横須賀市

市長アバターが英語で発信

生成AIで動画作成

5月3日

誰でも気軽にものづくり

汐入サポセン

誰でも気軽にものづくり

5月3日

お金の大切さ 子どもに

横浜幸銀信組

お金の大切さ 子どもに

オリジナル冊子を制作

5月3日

恐竜一色に

ウィング久里浜

恐竜一色に

5月3日

佐原と武の英雄譚

歴史講話

佐原と武の英雄譚

地元町内会が共催

5月3日

中世の遺構を公開

まんだら堂やぐら群

中世の遺構を公開

5月3日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook