武山幼稚園の園児23人が今月9日、林にある養鶏場「岩沢ポートリー」を訪れ、採卵体験などを行った。
子どもに「食」や「命」の大切さを知ってもらおうと、同園の卒園生でもある岩澤剛代表が企画した。鶏舎では約800羽が飼育され、三崎マグロや走水の海苔などを餌に混ぜて使用していることを聞いた園児たち。この日採れたばかりの地元産キャベツを少々怖がりながら鶏に与えたほか、産みたての卵を両手を丸めながら大事そうに持ち、「あったかい」と笑顔を見せた。岩澤代表は「手間暇かけて一つの卵ができる。これを機会に子どもたちが食べ物を粗末にしないように心掛けてもらえれば」と語った。
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