湘南学院高校で6月10日、ニッポン放送アナウンサーの飯田浩司さん=人物風土記で紹介=を招いた職業講話が行われた。進路指導活動の一環で、職業選択の参考にしてもらおうと、アナウンサーや声優に興味のある1・2年生を対象に開かれ、約20人が参加した。
飯田さんは市内大矢部出身。大矢部小6年の時に所属していた放送委員会での経験がアナウンサーという職業を意識し、志すきっかけになったことやラジオ局の仕組み・仕事、生放送の舞台裏などを番組さながらの軽妙な語りで紹介した。
講演後、生徒たちから「社会人として大切なことは」「糧や原動力になっていることは」「どうしたら話をうまく引き出せるか」など、多くの質問を受けた飯田さん。これまでの失敗談や職業観について時折ユーモアを交えながら答え、「諦めずにいれば次のステップにつながる。これと思うものに突き進んでほしい」とエールを送った。
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