神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2022年10月14日 エリアトップへ

水耕栽培通して「働く」を経験 就労支援事業所が船越に開設

社会

公開:2022年10月14日

  • LINE
  • hatena
植物を扱う仕事を通して利用者の「やりがい」も創出
植物を扱う仕事を通して利用者の「やりがい」も創出

 白色ライトに照らされた室内の「棚」には青々とした葉野菜がずらり―。ここは今年8月、船越に開設された屋内型の水耕栽培施設「かいせいファーム横須賀」。特徴は「農福連携」による運営で、企業の障害者雇用と農業の担い手不足という2つの課題を解決するため、水耕栽培プラント設備を手掛ける株式会社KAISEI(東京都)が立ち上げた。

 同施設は「就労継続支援B型」の事業所。「B型」は、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスで、播種や収穫・販売用の梱包、施設内の清掃などを担当する。販売やPOP製作に携わる人もいるという。施設を担当する同社の佐野彬(あきら)さんは「作業は分かりやすくスケジュール化し、一人ひとりの体調や通院事情等に配慮するなど、働く環境を整えている」と話す。

 栽培している野菜は、フリルレタスやサンチュ・スイスチャード・赤水菜など。1カ月に1回程度収穫でき、市内の飲食店などにも卸している。水耕栽培の強みは、気候や季節を問わず安定的に収穫できること。「野菜の成長を間近で見ることが、仕事のやりがいや生きがいにも繋がれば」と佐野さん。事業所(北部共済病院バス停前)でも1袋200円で販売している。

横須賀版のローカルニュース最新6

ケアマネジメント 知る学ぶ

ケアマネジメント 知る学ぶ

村木厚子氏ら講師に

6月14日

地域で供養60余年

深浦町内会

地域で供養60余年

警視庁から感謝状

6月14日

「女子校に誇り持って」

緑ヶ丘女子

「女子校に誇り持って」

創立77周年記念講話

6月14日

SDGsは「社会変革」

SDGsは「社会変革」

笑下村塾代表 たかまつななさん

6月14日

「誰一人取り残さない」社会へ

東海大学 小坂真理 准教授にインタビュー

「誰一人取り残さない」社会へ

6月14日

マッチングで取引先支援

かながわ8信金商談会

マッチングで取引先支援

6月14日

あっとほーむデスク

  • 6月7日0:00更新

  • 5月31日0:00更新

  • 5月24日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第3回 駿河台編【1】文・写真 藤野浩章

    6月14日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第2回 プロローグ(倉渕編【2】)文・写真 藤野浩章

    6月7日

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook