立石に代表される風光明媚な海岸線と大楠山系の自然に包まれ、独特の風情を醸す秋谷エリアで「秋谷の秋展」と題した小さな芸術祭が開かれている。アトリエや工房、アロマテラピーサロン、氣孔院、ヨガスタジオなど、静かに流れるこの土地のリズムに寄り添う暮らしを体現している「秋谷の住人」たちが企画。アート的視点を取り入れた展示や体験会などを通じて、日頃の取り組を紹介している。
国道134号線沿い、人目を避けるようにたたずむ古民家でアートスペース「KURAKURA storehouse」(秋谷2の11の1)を開設している陶芸家の白倉えみさんは、「ようかいようせいてん」と題した展示を行っている。秋谷が舞台となっている泉鏡花の小説『草迷宮』は、妖怪が題材となっており、これにインスパイアされた作品などを並べる。「世の中の多くの人は都心に目が向きがちだが、秋谷に住む人たちはいつも富士山を見ている印象。スローで贅沢な時間を共有できたら」と白倉さん。期間は11月9日(金)から12日(月)、15日(木)から18日(日)の各日正午から午後6時。入場無料。
「秋谷の秋展」の事務局を白倉さんが務めており、案内チラシを配布している。問い合わせは同事務局【電話】046・856・0560
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