意見広告 藤沢の子どもたちを守ろう【7】 〜公民教育がおかしい 3〜
これまで3回にわたりフランス革命を取り上げたのは、戦後半世紀以上を経ながら、日本の教育は未だに先進国では稀有なフランス革命の系譜にあり、人権、平等権、自由権、社会権…子供の権利まで権利過剰の状況で、義務の喚起を怠っていると考えたからである。
ソ連共産革命を体験し、後に国外追放となったニコライ・ベルジャーエフは「人間は義務の励行において、人格の向上や精神の高雅さを体現することができる」と述べている。…とすれば、子供の義務が全く欠如している「子どもの権利条約」(94年村山内閣批准)が子供の人格の低級化・動物化を来すのは明白であり、即刻廃棄すべきである。
それと公民教育がおかしい1で述べさせて頂きましたが、日本国憲法の解釈が3原則(基本的人権、国民主権、平和主義)とされているが、本来7原則(+間接民主主義、法治主義、三権分立、皇室制度)であり、排除された4原則の方が近代立憲主義の大原則である権力分立や法治主義に則っているのではないか?小山常実氏によれば、菅元総理は「日本国憲法には国民主権の原則はあるが、三権分立の原則はないから、議会と政府の一体化をどんどん進めてよい」と述べたそうである。
前政権が人権侵害救済法案を推進し、人権委員会や人権擁護委員に強大な権限を与えようとしたことは記憶に新しいが、まるでフランス革命の公安委員会を彷彿とさせる。折りしも憲法論議が盛んになり、心して臨みたい。
藤沢市の教育を考える会
TEL:080-2042-1185
mot-w@tea.odn.ne.jp
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