海を守る 〜水質改善に向けて〜 藤沢市議会議員 佐賀 和樹
私たちの生活から出る排水は下水処理施設を通って海に流れ着きます。
辻堂、鵠沼、片瀬など南部地域からの排水を処理している辻堂浄化センター。この施設は道路側溝などから流入する雨水を同時に処理する「合流式」を採用しています。人口増による流出形態の変化や能力不足により、雨天時には多くの未処理の汚濁水がオーバーフローし、海に直接流出してしまいます。サーファーを始め、多くの海岸利用者から指摘を受け、その改善を求めてきました。
藤沢市では、平成23年に今後の下水道施策のあり方を示した「湘南ふじさわ下水道ビジョン」を策定。この様な現状を改善する対策を検討し、今年度に策定された第2期アクションプログラムで、長年の懸案だった放流水の汚濁負荷削減や公衆衛生上の安全確保の対策事業が示されました。平成30年度着手、平成35年度の計画完了、環境基準達成率100%を目指し、合流式改善計画を進めます。
内容としては汚濁水処理能力を高める設備、海へ流れる管路の整備など、水質保全対策事業を実施します。
日本サーフィン発祥の地であり、湘南の中心として通年、市内外からマリンスポーツを楽しむ多くの人々が訪れる海岸。2020東京オリンピックのセーリング競技開催地、そしてサーフィンが正式種目となり、海外からも注目されています。
今後も海の安心安全の実現に取り組んで参ります。
『企業の環境対策、行政の取り組み、そして私たち市民ひとりひとりの環境意識が美しい海岸環境を守ることに繋がる〜そろそろ本気で考えよう 海を守るために〜』
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