神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2020年3月27日 エリアトップへ

裕ちゃんの市政総”喝”レポート 全国1位の住居手当 34年ぶり改定へ

公開:2020年3月27日

  • X
  • LINE
  • hatena

 藤沢市の新年度予算では編成段階で94億円の財源不足が見込まれました。今後の新型コロナウイルスの影響による市内経済の落ち込みも予測される中で、市内中小事業者をはじめ影響を受けられた方々への支援策を早急に実行するためにも、行財政改革を進めて行かなくてはなりません。

 私がまず優先して取り組むべきと考えるのは、職員の人件費や定数を改めること。市民目線に立てば、既存事業を廃止して、行政サービスを低下させる事が一番ではないはずです。

 そこで以前より指摘している、藤沢市の住居手当についてです。職員に対して支給されているのは年間で約6億円。原資はもちろん税金です。

 これはアパートやマンションなど賃貸住宅への補助だけではありません。持ち家に対しても定年退職まで支給され続けています。住宅ローンを組んでいても支給されている点からみても、自己資産や利子補助のみならず固定資産税への補助と錯覚してしまうのは私だけでしょうか?

 この制度は国では廃止しており、全地方公共団体88・6%が手当をすでに廃止している現状です。新年度からは一人当たり2千円の減額が提案され、全体では約3400万円の財政効果が捻出されました。これは制度施行の昭和61年以来初めてのことです。ただ、持ち家に対しては今後廃止に向けたさらなる検討が必要です。

行財政改革さらなるスケールアップを

 平成8年から第一次行政改革がスタートして以降、第三次行政改革までが進められています。第一次では176人の人員抑制で164億円、第二次で411人の人員抑制で217億円、第3次では127億円の財源効果があげられました。

 一方、現在は新たな指針として「行財政改革2020」が進められていますが、令和2年度までの効果目標は49億円。行政財政改革の規模はこれまでと比較して大幅に下がっており、スケールアップが求められます。
 

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版の意見広告・議会報告最新6

能登地震に学べるか。

偽装請負の恐れ?民間委託のムリ

裕ちゃんの市政総”喝”レポート

偽装請負の恐れ?民間委託のムリ

3月29日

聞こえない・聞こえづらい子どもたちの夢の実現のために

藤沢の想いを神奈川へ㉓

聞こえない・聞こえづらい子どもたちの夢の実現のために

県議会手話言語普及推進議員連盟事務局長/神奈川県議会議員 市川かずひろ

3月29日

やさしい藤沢目指し、質しました!

市政報告

やさしい藤沢目指し、質しました!

今年度を総括 藤沢市議会議員 栗原たかし

3月29日

市民の暮らしを守り応援する市政に

市政報告

市民の暮らしを守り応援する市政に

日本共産党藤沢市議会議員団

3月29日

財政硬直化を懸念

市政報告

財政硬直化を懸念

藤沢市R6年度当初予算

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook