善行出身・在住のボサノバシンガー、Karen Tokita(本名:時田佳代子)さん(47)が24日、自身初出版となるフォトエッセイを河出書房新社から刊行した。
タイトル「歌って、恋して、生きてやる あるボサノヴァシンガーの告白」とあるように、性被害の体験談や女性としての生きづらさ、自身の体の変調に向き合い綴った。「今持てるすべての気持ちを全力で書ききれた」と時田さん。
一方、「今をしなやかに生きている」という時田さんが辻堂や鎌倉など湘南エリアの飲食店や海岸で撮影した写真や日常の暮らしのエッセイを交えて紹介。時田さんは「生きづらさを感じている方にこの本が届き、少しでも気持ちが楽になってもらえたら」と呼び掛けた。
善行小・中、湘南台高校を経て2003年にメジャーデビュー。ギターの弾き語りスタイルでライブ出演などを続け、今年20周年を迎えた。
A5判120頁。税込1980円で市内有隣堂書店やジュンク堂書店、ほか全国書店で取り扱い。8月2日(水)には、同書を取り扱う湘南天狼院書店(片瀬海岸)でミニライブも実施。午後2時、3時から各10分。問い合わせは同店【電話】0466・52・7387。
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