藤沢から新時代の神奈川を【4】 消えかけ白線ゼロに向けて 交通事故防止へ県に働きかけ
県内の横断歩道で歩行者が車にはねられた事故の一因は「白線」が消えていたことにあると、道路標示管理者である神奈川県の過失を一部認める和解が先日、横浜地裁で成立しました。消えた白線は事故につながる恐れがあり、早急に取り組んでいく必要があります。
現在、県では「消えかけ白線ゼロ」に向けた取り組みを加速させており、私も常任委員会で質疑を重ねてきました。横断歩道の修繕について、県は令和5年度は5年前に比べ2・5倍の9・5億円を当初予算に計上。補正予算でさらに2・7億を追加し、令和5年度中に8割以上が消えている横断歩道等を、令和6年度中に6割以上が消えている横断歩道等の解消を目指すとのことです。
また、車載カメラで撮影した白線の摩耗状況をAIで判定・分析し、効率的な修繕に繋げる取り組みや、市町村が外側線の補修に活用できる様、データの提供も合わせて行っていきます。
一方、藤沢市が管理する外側線等の延長は県内では政令市を除いて一番長い約440Km。この修繕には多額の費用がかかり、市町村の修繕が進まない一つの要因となっていることから、県では国に外側線等の補修も国庫補助の対象になる様、要望しています。合わせて、県としても主体的に市町村に対する費用面での支援をする様、私の委員会質疑の中で要望しました。
今後も、交通事故ゼロにつながる安全安心な道路環境を整備し、藤沢市とも連携しながら消えかけ白線ゼロを目指して取り組んで参ります。
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