相模湾沿岸の藤沢〜横須賀にまたがる3市1町の4漁協が合併した「湘南漁業協同組合」が4日、発足した。19日、横浜市内で記念式典が開かれ関係者など約80人が出席。県内では初となる広域組織の門出を祝った。
合併したのは藤沢市漁協、鎌倉漁協、葉山町漁協、大楠漁協。今後、4漁協は支所となり、佐島支所が本所を兼ねる。准組合員を含む組合員の総数は373人。事業規模は約3億円にのぼり、今後合流を予定する漁協もあるという。江の島片瀬漁協は今回の合併には加わっていない。
記念式典で、前大楠漁協組合長で湘南漁協の福本憲治組合長は「合併はゴールではなくスタート。それぞれの地域の特色を生かしながら、湘南ブランドの価値を高めていきたい」とあいさつ。前藤沢市漁協組合長で湘南漁協の葉山一郎副組合長は「合併は高齢化や組合員不足など単独では難しい課題も乗り越える足掛かりになる。新しい組織を盛り立て、後継者を育てていきたい」と期待を込めた。
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