辻堂青少年会館(伊藤和子館長)の創立50周年の記念誌が完成した。運営委員会の座談会やクラブ講師、利用者からのメッセージなどをカラー写真を交えて収録している。
50周年記念誌の編纂が始まったのは3年前、伊藤館長と運営委員が中心となり企画。「町内会の寄付により誕生した会館建設の経緯や、活動の様子を記録に残さないと、風化してしまう」と、人々の「善意や熱意」を今後に伝えたいという気持ちがきっかけになった。
記念誌作りは、いい記念誌とは何か、まずその定義から始まったという。資料を探しに訪れた藤沢市の文書館で館長に相談すると「50年後の人が読んでも楽しいものに」というアドバイスを受けた。
記念誌には多くの人々が寄稿している。鈴木恒夫市長をはじめ、辻堂地区郷土づくり推進会議会長、同館で結婚式を挙げた夫婦など様々。会館へのそれぞれの思いが綴られている。また、会館の沿革やその年のトピックス、事業計画まで細かく掲載した。
伊藤館長は「50年後、100年後の人が読んでも面白い記念誌だと思う。作成に時間はかかったが、苦労ではなく楽しい時間だった」と話した。
記念誌は、11月9日(日)に開かれる会館フェスティバル「ありがとう50周年、めざせ60周年祭り!」でお披露目される予定。
記念誌希望者は辻堂青少年会館【電話】0466・36・3002へ。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>