盆に迎えた先祖らの霊を見送る「灯籠(とうろう)流し」が16日、湘南台の引地川で催された=写真。ほのかな明かりが川面を彩り、老若男女が心静かに祈りを込めた。
湘南台引地川灯籠流し実行委(矢部清実行委員長)の主催。日本の伝統行事を後世に伝えようと毎年行っており、今年22回目を数える。
日が沈むと故人名や戒名が書き入れられた灯籠に火がともされ、淡い光をたたえながらゆらゆらと川を下った。行事を一目見ようと、多くの人も遊歩道や橋の上からその様子を見守った。
父の新盆だった円行在住の50代女性は「皆に慕われた人だった。家族を見守ってもらえるように祈りを込めた」と話した。
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