松長やすゆき新聞 災害対策編 県政報告 県政を身近なものに
藤沢市は昔から河川の氾濫に悩まされてきました。昭和54年には国土交通省が総合治水対策特定河川を18河川指定し、藤沢市では引地川と境川が対象河川となりました。
対策として市では貯留管の埋設など、県では遊水地や護岸工事の建設に取り組んできました。
さて、私は市議時代から災害対策に取り組んでまいりましたが、県議としての初年度である今年、都市インフラ整備や企業水道局を所管する建設・企業常任委員会に所属することとなりました。5月の委員会では、市内下土棚に建設予定の遊水地について県の見解を質しました。
この遊水地が建設されると、境川系列では藤沢駅中心部から片瀬、引地川系列では鵠沼エリア25 haの浸水被害を軽減することができます。
―以下は議会質問の一部の抜粋―
〔質問〕松長 下土棚の遊水地建設は市議時代からチェックしてきたが、工事の進捗上はどうか、遅れていないのか
〔答弁〕河川課長 現在時間雨量60mmの降雨に対応できるように整備を進めている。進捗状況は下流のA池から重点的に進め、平成30年8月に暫定的に供用開始している。残りも令和2年度の供用開始に向け取り組む。
〔質問〕松長 遊水地上部の公園計画については、多くの住民の憩いの場、またスポーツ広場として整備を進めて欲しい。県としてはどのように整備していくのか
〔答弁〕河川課長 地元住民や学識経験者などの意見をお伺いし、利用計画案を策定した。基盤整備、維持管理等の役割分担を市と調整している。
公園建設についてはできるだけ県の負担でお願いしたい。多くの住民が集い、憩うことのできる文化度の高い公園となれるよう、働きかけていきます。
松長泰幸
藤沢市辻堂3-6-3
TEL:0466-34-2639
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