市政報告 果敢な自然災害対策の推進を 松長由美絵
初当選から1年、市民の皆さまから様々なご相談・要望をいただきました。行政の担当部局と相談して解決するものがある一方、予算措置や優先順位などの関係でにわかに取り組めないもの、解決策を民間に任せるしかないもの等は満足いただく対応ができず、反省とともに今後に向けて研究をしていく所存です。
さて、昨年秋に関東地方を襲った二つの台風は、浸水・土砂崩れ・倒木など各地に甚大な被害をもたらしました。雨風による屋根や塀をはじめ農業施設や簡易建築物などの損壊が多発し、大きな損害と不安を与え、崖地や斜面地付近に住む方々からは心配と懸念の声が多く寄せられました。市内の危険個所については調査してあるとは言うものの、具体的な対応処置は万全とは言えない状況です。当該危険予想地が民間所有である場合、その場所の管理は基本的に所有者で行政の介入には限界があります。
危険予想地の安全対策のすべてを所有者に負担させることには難しい問題があります。ではどうするか。行政は今こそ果敢な災害防止対策を推進すべきであり、そこで考えられるのが「危険予想地の安全工事などの費用の一部を市が負担する」ということです。予算委員会でこのことについて質問し「負担金支払いの対応を検討する」との回答を得ました。今後も市民生活の安全・安心のために全力を尽くします。
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