市政報告 村岡新駅周辺地区を市全体の活力創造の場に 藤沢市議会議員 あまかす和彦
2021年2月市議会定例会の建設経済常任委員会で「村岡地区のまちづくりの取組について」の報告を受けました。主な内容をお伝えします。
2月8日、県、藤沢市、鎌倉市、JR東日本の間で「新駅設置等に関する覚書」が締結されました。これにより藤沢駅―大船駅間に「村岡新駅(仮称)」の設置が進みます。経済波及は研究開発拠点としてまちづくりが進んだ前提で算出。年間約540億円の直接効果が見込まれています。
市は、新駅周辺の村岡地区と鎌倉市深沢地区の広域的なまちづくりを行うため、20年12月に村岡地区への説明会を開催、またパブリックコメントを実施しました。提出された意見に対しては、市の考え方を付して公表するとともに「村岡新駅周辺地区まちづくり方針」を策定します。事業に伴うシンボル道路及び南北の駅前広場の整備、土地区画整理事業は、地権者等と協議を実施し調整を行っています。今後は、21年度に4者が基本協定を締結、22年度以降に詳細設計、その後8年間で工事を実施し32年頃開業予定です。
私の地元でもある村岡新駅周辺地区は、先進的な研究開発機能等の集積化と市全体の活力創造を担う事業として重要なものだと考えます。今後も地元との交流や説明に際して、コロナ禍に伴う課題に十分に配慮をしたうえで、慎重かつ丁寧に進むよう、引き続き、行政側に求めていきます。
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