21世紀を子どもたちの世紀に 立憲民主党衆議院議員 あべともこ
昨年、国会で「成育基本法」という法律が超党派の議員立法で成立しました。お腹の中にいる頃から成人するまでの子どもたちの成長を支える法律です。
私はもともと小児科医。2000年に当選してから医療現場での事故をどう防ぐか、あるいは被害者を支援するかを形にしたいと思ってやってきましたが、医療事故調査委員会が2015年に発足して、次の国会議員の仕事として「子ども・子育て支援」に力点を置いてきました。
成育基本法に実効性を
核家族による子育ては親となる若い世代、とりわけお母さんには大変厳しい状況を強いており、結果、児童虐待や母親のノイローゼ、精神疾患が増えてしまっています。5歳の女児の虐待死事件は国会の中でも大きく取り上げられ、政治の役割が問われる中で成育基本法が出来て、それを肉付けていくことが今年の私の役割と考えています。
産後の母体の回復と、孤立させない育児のための「産後ケアセンター設置法」も是非成立させたい法律です。また本来防げるはずの子どもの死を少しでも減らしていくため、死因究明体制をどう作るかも問題です。
「子どもは未来である」とは私の恩師の言葉ですが、今改めて21世紀を子どもの世紀に、そしてもちろん憲法改悪などの動きのある中、子どもの存在を守り切ることからスタートしたいと思います。戦争の犠牲としてたくさんの孤児が生まれたことを忘れずに。
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