茅ヶ崎市議会 「湘風クラブ」会派通信
平成26年度 新年度予算について
■歳入について
新年度の茅ヶ崎市一般会計予算は、安倍政権のアベノミクス政策により地域経済の景気回復が見られ、法人市民税の増収を見込んでいます。しかし高齢者の人口比率が約23・3%と高齢化が進んでいる中で市税全体ではわずかな減少、個人市民税の伸びは期待できない状態を踏まえて審議などを行いました。
その中で我が会派より予算要求した「焼却場の余剰電力の売電入札制度の導入」(予算編成上は400万円でしたが、2月末に入札が行われ、3千万円の差額収入が入る見込み)が決定されるなど、一定の成果が得られました。
■歳出について
高齢化や人口減少を見据えて、会派より「かかりつけ医制度」を推進する中で、市立病院のサービス向上や経営健全化、さらに病診連携の周知徹底および電子カルテの早期導入を要望。電子カルテに関しては27年度導入に向けて、病院職員一丸となって議論を深め、作業を進めて頂いています。
【高齢者への地域福祉】独居者の支援体制強化を図り、孤立防止の新たな仕組みづくりの要望に対しては、10月に全自治会区域に地域包括センター及び地域福祉総合相談室(高齢者の様々な情報がスムーズに専門機関に繫がる地域窓口)が開設されることとなりました。
【子育て】会派要求にて「不育症患者に対する理解と啓発、相談体制の更なる充実」をお願いし、新たに不育症治療助成事業を立ち上げる予算が付きました。そして子育て関係資料をスマートフォンで見やすく閲覧できるようにという要望に対しても、11月のHP契約更新時にアクセシビリティのさらなる向上や最新の検索機能導入などを進めて頂いています。
【教育、交流、経済など】学校や公共施設の新電力小売業者(PPS)からの電力調達が9月より、また学校体育館のLED照明導入など、省エネによる財政圧縮策も予算化。
新規の都市交流について、防災協定を結んだ佐久市やホノルルとの提携を進めるうえで、市長にしっかりした決断をして頂く要望をいたしました。また相模縦貫道完成に合わせた「道の駅」設置に向けた取組については、アクセスの利便性が大幅に向上することから、新たな交流拠点としての施設整備を「国道134号沿線の有効な土地活用」として検討していくことなどを評価し、可決いたしました。
■茅ヶ崎市 歯及び口腔の健康づくりの推進に関する条例について
わが会派が以前から、歯及び口腔の健康づくりが全身の健康の保持に繫がると条例制定を要望していましたものが可決されました。
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