茅ヶ崎市議会「湘風会」 施政方針及び予算に対する総括質疑 令和３年第１回定例会報告
一般会計予算については、有事との認識で事業計画を定めず、感染症対策を最重要と定め、安心・安全を担保しつつ引き続き持続可能なまちを目指し編成に努めたと理解しています。
当初の財源不足は交付金や臨時財政対策債や国によるコロナ対策費などで補い、前年度比１・３パーセント減の約７２９億円となりました。国の支援も無尽蔵ではないとの観点から自主財源の確保に努めた事も方向として理解しますが、義務的経費の削減などはどんなに努力しても１億前後の減額としかならない中、業務量の見直し半ばで非正規職員の減を行った事は、時間外の増加や市民サービスの低下のおそれがある事を指摘したところ、臨機応変な対応を行うとの答弁があり注視していきます。
佐藤市長としても断腸の思いで各事業の縮小や廃止・関係する団体等への補助金の打ち切りや減額した事については、新型感染症により半ば強制的に優先順位やその役目について検証する機会が出現したとも言えます。事業展開を適正化と並行して柔軟に対応するとの答弁に、様々な支援を受ける機会のある方々に対して、多くの人々と団体の皆様の特段の配慮とご理解・ご協力を伝えるべきと要望しました。
躍動する街へ臨機応変に
人口減少期で都市間競争が激化する中、新たな生活様式や働き方を踏まえ、住みたいまち上位をキープする事は茅ヶ崎市の繁栄と存続に欠かせません。新しい生活とワークスタイルにマッチし、安全・安心、医療の充実・魅力ある教育・文化・茅ヶ崎市の歴史と風土・そして人が躍動する茅ヶ崎市のために、臨機応変・変幻自在に施策展開して頂く事を強く要望します。
議案第31号工事請負契約の締結については、入札不調により分離発注した案件で落札金額は適正であると判断します。茅ヶ崎市は視点を変えれば市内の大企業とも言えます。コロナ禍において市内業者の存続や育成は重要であり、分離発注の方が費用が増加しますが、中小市内業者に分散受注を行う事で経営支援を行えるメリットは時節柄有用であるとも言えます。入札については平準化と市内優先を重んじ適正な競争の中、市内優先に努めて頂きたいです。
（問）湘風会代表／柾木太郎【メール】masaki@ballade.plala.or.jp
湘風会
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