2024年度茅ヶ崎商工会議所女性会の会長に就任した 山本 裕子さん 香川在住 60歳
「できる」で会を活発に
○…女性経営者の地位向上と、地域商工業の発展に寄与することなどを目的に活動する茅ヶ崎商工会議所女性会の会長に就任した。会員32人を束ねる立場となり、「皆さんが活動に参加しやすい環境を整えたい。まずそれが一番の目標」と意気込みを見せる。
○…同会の立ち上げメンバーの一人で、同じ税理士の先輩に誘われ2015年に入会。初めての総会で茅ヶ崎の名だたる会社の夫人たちを前に、「歴史がある団体だ」と実感した。活動を通じて茅ヶ崎のイベントに深くかかわるようになり、次第につながりが増えたが、会の今後を見据えると会員のほとんどが年上だったことから、活動の幅を広げるためにも若手の増員が急務と考え、入りやすい会づくりを模索。役員の任期を2年から1年に短縮し、一人一人の負担軽減に努めた。「会員がこれまで以上に人に楽しいと勧められる会にしたいから」
○…一度は都内で就職したものの、娘の出産を機に父が香川で営む税理士事務所に入所して以来、ずっと茅ヶ崎。現在は独立し「山本裕子税理士事務所」の所長を務める。夫、息子、娘、愛犬の「5人家族」で、連休や年末年始には恒例行事として長野に旅行に出かけるなど仲が良い。平日は会の活動などが重なるため、週末にまとめて仕事を済ませる多忙ぶりだが、朝5時からの愛犬との散歩は一番の癒しのひと時だ。
○…会の変革として、会員がいずれかの委員会に所属する方式も止めた。「やりたい事業は声を上げてもらうスタイルに。しなければいけないではなく、各々ができることをやる」と自発性を求める。「どんな声が上がるのか楽しみ」。会を活発化させることで、地域貢献の充実につなげたいと目を輝かせる。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>