「理科って面白いよ!」 理系大生が清水学園付属幼稚園で実験教室
子どもたちに理科の面白さを知ってもらおうと、理系大学に通う現役大学生らが9月29日(土)、清水学園付属幼稚園(市内根坂間/高橋利夫園長)で「おもしろ実験教室」を開催した。
同イベントを企画したのは、都内の大学で応用化学を学んでいる清水怜さん(3年)。「理系の知識を活かし、自分が卒園した幼稚園で何かしたい」と考え、高校時代の理系クラスの同級生に声をかけたという。
「おもしろ実験教室」と名付けられた今回の催しでは、白衣を身にまとった14人の”お兄さんお姉さん先生”が、4つの不思議な実験を各ブースに分けて披露。驚きとわくわくの授業で園児たちを楽しませた。
あるブースでは、ドライアイスを使ってシャーベットを作る実験が行われた。グレープジュースの中に砕いたドライアイスを入れ、一瞬でグレープシャーベットへと様変わりする姿に、園児たちは「すごい」と大はしゃぎ。「おいしい」「おかわり」との声も上がった。
その他にも、段ボール箱で作った空気鉄砲でのろうそく吹き消しゲームや、PHの変化を利用した「色が変わる水」などの実験が披露され、会場は盛り上がりをみせていた。
この日の為に夏休みから毎週集まり、実験を試行錯誤してきたという学生たち。清水さんは「難しい理論はまだ理解できないけれど、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しい。機会があれば、別な形でも開催したい」と話していた。
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