解禁日から不漁が続いていたシラス漁が好転し、6月は連日の豊漁で活況をみせている。神奈川県水産技術センターによると、4月に入っても八丈島を迂回した黒潮が東へ流去し、相模湾への暖水波及が見られなかったが、5月になって黒潮の接岸とともに漁が上向いてきた。
市内でシラス漁を営む「佳栄丸」(千石河岸/【電話】0463・22・6551)では今月、1回の出船で120kg前後を水揚げ。同船の府川佳男さんは「今までなかった6月の好漁がここ3年続いているが、今年は特に半端ではない」と喜ぶ。
丸八丸(千石河岸【電話】0463・22・7260)でも、5月の連休明けから豊漁に転じたという。同船の杉山武さんは「この時期は味の良好なシラスが獲れるので、漁獲量をあげていきたい」と意気込んでいる。
両船では生シラスを店頭販売する一方、釜揚げやチリメン、沖漬けなどに自家加工。釜揚げも船によって塩気が違い、それぞれの味を楽しめるという。
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