豊田小学校の校長を務めた西浜馨さん(現・江陽中学校校長)が先月24日に豊田小で、今年度卒業する6年生に向けて、児童とツバメとの思い出をまとめた自作の紙芝居を読み聞かせた。
この紙芝居は実話をベースにしたもの。同校正面玄関の軒下にあった巣で育ったツバメの「ツーピィくん」と児童が交流し、巣立つまでのエピソードを西浜さんが物語にまとめ、絵も手掛けた。ツーピィくんの飛行練習を児童が応援する様子や、カラスの襲撃を用務員と児童らが懸命に救助する姿などが全20枚に描かれている。これまでに児童らに2回披露され、児童からは再演を希望する手紙が届いたほどだった。
4年ぶりの再会に西浜さんは「自然豊かな豊田と、みんなが生き物を大切にする心を持っていることを忘れないで」と朗らかな口調で語りかけていた。
毎朝ツーピィくんに挨拶をしていたという小嶋力輝くんは「まさか自分が紙芝居に登場しているとは。豊田小で学んだことを中学校でも生かしたい」と話していた。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>